Mind Lab / マインドラボ 活動報告ブログ

マインドラボは、ボードゲームを使って「生きる力」「考える力」を養う教育カリキュラムです。イスラエル生まれで、現在世界15カ国で教えられています。

マインドラボオリンピック@ブダペスト 第2日目 国別対抗戦

ハンガリーブダペストで行われているマインドラボオリンピック、第2日は国別対抗戦です。参加国はオーストラリア、ブラジル、ハンガリー、イタリア、パナマ、ルーマニア、トルコ、イギリス。ブラジル、ハンガリールーマニア、トルコは2チームずつの参加です。
1チームは4人で、オクティ、チェッカー、アバロン、コリドールの各代表が1人ずつで構成されています。国旗を先頭に入場行進。応援席は大盛り上がりです。
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テーブルごとに対戦が決められいて、4人が並んでゲーム開始です。ゲームの最初と最後には必ず握手。国別対抗戦の時は、このときに記念品を贈る光景をみることもできます。対戦は個人戦と同じく、1ゲーム15分で行われます。
 
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15分経過したときに、まだゲームが続いている対戦は、ジャッジが判定します。このときも、「どっちが勝っていると思うか?」と質問をして、この後、どのように推移させて行こうと考えていたかなども訊き、ジャッジしていきます。
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ときに、ジャッジの判断が分かれることもあります。その後、応援席で先生たちが議論を続けていることも、ときどきあります。
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全部で6ラウンドで成績を競います。ラウンドが終了するごとに、廊下でチームミーティング。ただの大会ではなく、教育カリキュラムなので、さまざまな学びのきっかけが、こうしたところにあります。先生方の子どもたちを導く言葉がとてもいい。勉強になります。英語を話している先生しか、ちゃんとした意味はわからないですけどね。でも不思議と、何語ではなしていても、だいたいこんな感じかな?っていうのは伝わってきて、こういうのは人が介在して行われる教育のいいところだなあ、と強く思います。
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結果は、ブラジルチームが1位と2位に。喜び方が違います…。
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最後に、2年前、オリンピックに参加していたコリドールチャンピオンが、ブラジル代表の子と対戦するエキシビションもありました。表彰式が終わった後も、別の国のメンバーと対戦してみたり、声を掛け合っていたり、こういうのがオリンピックの良さだなあ、と毎年思わされます。
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