朝日新聞でマインドラボを提供している西武学園文理小学校が紹介されました(2014年1月11日)
マインドラボがカリキュラムを提供している西武学園文理小学校の授業が、2014年1月11日付の朝日新聞で紹介されました。
朝日新聞デジタルでも読むことができます。
ボードゲーム、教室に続々 昔は禁止、いま教材に:朝日新聞デジタル
西武学園文理小学校の先生方には、定期的に研修を受けていただき、直近のカリキュラムで利用するゲームを紹介し、それを授業内で使うときのノウハウなどを伝えるとともに、教室内での児童の様子を様子をお聞きして、進行方法などについて打ち合わせをしています。
初年度にご一緒させていただいた川上先生が記事中でおっしゃってますが、「目的を達成するため、筋道を立てて考える力がつく。自分がどうやったかを、周りに伝えることも大切な勉強だ」と評価をしていただいています。
盤上のコマを動かしたりカードを引いたりして楽しむボードゲームの教育効果が注目されている。元々、学校に持ってきてはいけないものだったが、子どもの論理的思考力だけでなく、社会性を高める教材としても有用だとして、導入する学校が増えている。
埼玉県狭山市の西武学園文理小学校では、毎週土曜日の3時間目にボードゲームをする授業がある。
「総合的な学習の時間」にあたる「CA(Creative(クリエーティブ) Activity(アクティビティー))」。伝統文化や楽器演奏など約20の講座から選択できるが、その一つが3、4年生約20人が受講している「ストラテジーゲーム」だ。昨年9月の文化祭では、児童が来場者にルールを説明し、実際に体験できるコーナーを設けた。
同校は、ゲームを使った教育プログラム開発会社とともに、学校授業に合った独自のカリキュラムを作り、4年前に導入した。担当した川上健吾教諭(33)は「目的を達成するため、筋道を立てて考える力がつく。自分がどうやったかを、周りに伝えることも大切な勉強だ」と話す。
授業では、ただ楽しむだけでなく、全員で話し合う「振り返り」の時間を必ず設ける。「友達と競わせるのは逆効果。半年ほどで、論理的な考え方が自然に身についてくる」とその効果を感じているという。
小学校の授業とは違い、正解がない問いを教室で投げかけ、さまざまな答えが出てくる可能性を想定しながら授業準備を進める、というのは、先生方にとってもチャレンジですが、それをここ3年間、多くの先生方のご協力で継続できていることをありがたく思っております。
すでに打ち合わせでは、来年度の話も出ています。継続して受講してくれる児童も多いのですが、先生方との連携を密にして、さまざまな効果測定などもできればと考えています。