Mind Lab / マインドラボ 活動報告ブログ

マインドラボは、ボードゲームを使って「生きる力」「考える力」を養う教育カリキュラムです。イスラエル生まれで、現在世界15カ国で教えられています。

ITTO個別指導学院:「できなかったこと」にどう対応するか

 11月23日(土)午後は、ITTO個別指導学院草加松原校での知育ゲーム大会を見学しました。
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 プレイしたゲームは「ブロックス」と「チャイニーズチェッカー」。6月に一度行った時にも参加してくれていた子がいて、前回よりも「勝てないゲーム」に対して、再チャレンジする姿勢が出てきたなあ、と思いました。どう考えたらいいか、を学ぶのももちろん大切ですが、「できなかったこと」にどう対応するのか、そういうスキルも副次的に身につけられると思っています。
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 マインドラボを教室で教えていると、負けたことが悔しくてゲームボードをひっくり返して教室から出て行く子がときどきいたりします。また、解けないパズルに嫌気が差して「もう、あたしこのゲームやらない」と言う子がいたりします。
 でも、こうした「できないこと」「できなかったこと」があるという状況は、実生活でもたくさんありますよね。だったら、こうした「できない!」「できなかった!」という悔しい状況を、「たかが」ボードゲームで体験しておけばいいと思うのです。
 できないことから立ち直るのは、とても大切なスキルです。できなかったことから切り替えて次に向かうのも、とても大切なスキルです。それらを、ボードゲームで一度、疑似体験しておけばいいのだと思います。そうすれば、実生活でそうした場面に出会った時にも、対応できるのではないかと思うんです。そして、そうした疑似体験をする場は、ふだん学んでいる教室であったり、ご家庭であったり、そうした場である方が、子どもたちにとっても、保護者様にとっても安心です。
 マインドラボが、学習目標の中に「感情的スキル」を取り入れているのは、こうしたスキルもできるだけ、小さいうちから身につけてほしいと考えているからです。