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Mind Lab / マインドラボ 活動報告ブログ

マインドラボは、ボードゲームを使って「生きる力」「考える力」を養う教育カリキュラムです。イスラエル生まれで、現在世界15カ国で教えられています。

マインドラボ・おとな会 Vol.16 開催「長期的目標とリソースマネジメント」

 12月17日(水)に、マインドラボ・おとな会Vol.16を開催いたしました。今回は、「オクティ」というボードゲームをプレイしながら、「長期的目標とリソースマネジメント」について考えるトレーニングをしました。
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 2014年の春頃にも、同じ内容の回を開催したのですが、開催希望の声を多くいただきましたので、今回再び開催いたしました。
 オクティは、マインドラボオリジナルのゲームで、毎回「ほしい」と仰る方がいるのですが、残念ながら市場販売はされていません。

 オクティは、自分のコマをどれか1つでも相手の陣地に先に辿り着かせた方の勝ち、というゲームです。コマは脚が挿さっている方向にだけ移動でき、自分の番のときに、コマに脚を挿すか、コマを動かすか、どちらか選んで行動します。ですので、コマを動かしたい方向に動かすには、1ターン目でコマに脚を挿し、2ターン目で動かすということになるので、ピンチに気付いてから対策を取るのでは、間に合わず、負けてしまうということがよくあります。


 最初に、ルール説明をして、早速ゲームをスタートしてもらいます。まずは、ゲーム自体を楽しんでもらうこと、没頭してもらうことを目的としているので、考え方などは一切説明しません。
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 そうやってゲームに没頭したあとに、ゲームの中でどんなことを考えてプレイしたか、どんなことに気を付けてプレイしたかを、発表してもらいます。また、「コマに脚は何本挿さっていると役立つか」「どこに挿さっていると良いか」「それはどうしてか」といった問いかけをしてディスカッションをすることで、リソースである脚の使い方を意識してもらいます。

 ゲーム自体に楽しみを持ち、より上手くプレイしたい、相手に勝ちたいという欲求から、「どう考えたらいいか」という学習意欲が生まれている状態になった時点で、リソースマネジメントを意識してもらったり、どんなことを考えてプレイしていたかを振り返り、言語化してもらいます。



 そして、対戦相手を変えて、再度ゲームをやってもらいます。ディスカッションで出た考え方などをゲームの中で実践してもらいます。対戦相手を変えることで、考えていた戦略ではダメだったり、逆に相手が違うことで効果的な戦略になったり、新たな戦略を見つけることができたりします。
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 最後に、ゲームの中で考えたことが日常生活においても共通するなと思うことを考えてもらい、発表してもらいました。以下は、参加者の方々から出てきた意見です。

  • 自分の動き方に夢中で、相手の可能性に気付いていない
  • パターンを見つけること!こうやったら上手くいく、という体験をした時、手放しで喜ぶのではなく、どうして上手くいったのかを考えることを習慣にしたらいいと思った。税理士事務所のスタッフなのですが、仕事の中で人(お客様)と関わる時にもそういう意識を持って臨もうと思いました。
  • 苦手なことはムリしない。けれども鍛えるのはやめない。自分の得意分野をさらに伸ばすことで他人に貢献できるようにしておく。
  • 限られたリソースを活用していくために、オクティの各々のコマに対して役割を決め、先にどのコマにどれ位のリソースを割り当てるのかを決めることがゲームのキーになると思いました。日常の仕事でも目の前の仕事に優先してリソース投資する傾向にあるので、先に全体像をイメージすることを重要だと思いました。
  • 効率性を高めようとするあまり、思わぬ所で足元をすくわれる
  • ゲームの中で無意識な思い込みが働いていたことがあった。仕事においても、取引先の過去の仕事のやり方、進め方など「いつものフローで進めよう」という観念をもっていたが、目的達成できるなら、方法・進め方を変更しても良い。
  • 「細かい所を重視しすぎて大局を見逃す点」が応用できるかなと思いました。目の前のレバーを引くことに重視するのでなく、全体最適のためにリソースをすべて使うことが重要だと思いました。

 
 
企業研修や、学校の総合学習などの授業、教室のプログラムなどに、
「マインドラボ」を導入したいとお考えの方、関心のある方は、
お気軽に info@practica.jp まで、ご連絡ください。