品川エトワール女子高等学校: マインドラボ体験会を開催しました
12月2日(火)に品川エトワール女子高等学校の情報科の授業にて、高校2年生と3年生を対象に、マインドラボの体験会を実施いたしました。2年生34名、3年生31名の生徒さんに体験していただきました。
▼品川エトワール女子高等学校様のレポートは、こちら
今回は、「ボードゲームで考える力を高める」というテーマで、ラッシュアワーを使って、問題を解決/目標を達成するためにはどうすればいいかというワークショップを行いました。
各学年ともに、2コマずつ実施できたので、前半1コマは以下のような流れで、まずはゲームを楽しんでもらいました。学びを楽しむことから始めるように設計されているので、ゲームに没頭するのが第一段階です。
- ラッシュアワーのルール説明
- ゲームプレイ
- どんなことを考えてプレイしたか振り返り
- 考え方の紹介
そして、後半1コマは以下のような流れで、ゲームの中で使った考え方を、日常生活上に置き換えて考えてもらいました。
- 考え方を取り入れて再度ゲームプレイ
- 日常生活への思考の転移
ラッシュアワーのゲームが面白かったらしく、休憩時間も席を離れずに、ゲームをやり続ける生徒さんがほとんどでした。
ワークシート例
日常生活への転移にて、生徒さんに書いていただいたワークシートをご紹介したいと思います。
「解決したい問題や達成したい目標(ゴール)を設定すること」「そのゴールを達成するために、解決しなくてはいけないこと(サブゴール)」について、ゴールからさかのぼって考えるということをしてもらいました。
アンケート結果(一部抜粋)
今回の授業で、日常生活でも役立ちそうだと思った考え方は何ですか?
- 先に行動するんじゃなくて、考えてから動くようにすること
- 目の前の問題から解決してゆくこと
- さかのぼって物事を考えれば答えに結び付く
- しっかり目標を持って行動する
- 何かをする為にどうしたら良いかをしっかり考えること
- 問題を論理的に考えて解決するということ
- 根本的な原因を探す
- 解決したい問題の原因をいくつか考えること
- 自分は今一番何をしなければいけないのかを考える
- ゴール、サブゴールをきめて、計画を明白にする考え方は、これからもつかいたいなと思った
- 買い物をするときに役立ちそう
- 苦手なことをなくす方法とかに役立ちそう
目標があっても、私には無理!と考えてしまったり、問題があっても解決するのがなんだか大変そうと思ってしまい、結果、諦めてしまうのは、とてももったいないことです。
生徒さんの意見で、「解決したい問題の原因をいくつか考えること」や「苦手なことをなくす方法とかに役立ちそう」とあるように、さまざまな場面において、いろいろな手段を考えたり、スモールステップを踏んで問題を解決するという考え方ができると良いと思います。
授業中は、何名かの先生方にご見学いただきました。お忙しいなか、ありがとうございました。
先生方への体験会
放課後には、先生方への体験会も実施いたしました。お忙しいなか、お時間を割いてご参加いただいたことに感謝いたします。
テスト前ということで、途中退出される方もいらっしゃるかと思っておりましたが、生徒さん以上にゲームに没頭されたようで、ありがたいことにご参加いただいた皆様に最後までご体験いただけました。
今後も、何かご一緒できることがあればいいと思っております。