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Mind Lab / マインドラボ 活動報告ブログ

マインドラボは、ボードゲームを使って「生きる力」「考える力」を養う教育カリキュラムです。イスラエル生まれで、現在世界15カ国で教えられています。

マインドラボ・おとな会 Vol.14 開催「チームワークと投資・犠牲」

おとな会

 10月15日(水)に、マインドラボ・おとな会Vol.14を開催いたしました。今回は、「アバロン」というボードゲームをプレイしながら、「チームワークと投資・犠牲」について考えるトレーニングをしました。
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 アバロンは、12個ある相手のボールを、先にボードの外に6個落とした方の勝ちとなるゲームです。相手のボールよりも自分のボールの方が多いときだけ押すことができるので、相手のボールを落とすには、自分のボールがバラバラにならないようにまとまって動かすことが重要です。

 いつものように、まずルールを説明してからゲームをプレイしてもらいました。アバロンは、6個目のボールが落ちた時点で勝負がつくゲームなので、ボールが1個落とされても大勢には影響しないのですが、初めてプレイする多くの人は1個も落とされないように逃げ回ります。逃げまわった結果、自分の12個のボールがバラバラの配置になってしまうことも多いのです。しかし、自分のボールを先に1個か2個落とされたとしても、その結果として、相手のボールの配置がバラバラになれば、その後に相手のボールを多く落とせることもあります。12個のボールをチームとして協力して動かすことがポイントです。目先でボールが落ちる状態を受け入れて、その後の状況を自分にとってより良いものにできることを考えてプレイするゲームです。
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 ゲームをプレイしながらこういったことを考えたり、ゲームの合間に、どんなことを考えながらプレイするとよいと思うかをディスカッションしたりして、ゲームの中で考えたことを言葉に出して表現してもらいます。この「言葉に出して表現する」ことを、「思考の外部化」といいます。思考を外部化することで、自分自身の考えを客観的に認知することができるメタ認知力が養われます。また、他人の意見を聞くことで自分とは違う考え方の過程を知ることもできます。そうして考え方を意識したあとに、再度ゲーム上で実践してもらうことで、実際に考え方を「使う」トレーニングになります。
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 アバロンにおいてのチームワークについて考えてもらったあとに、日常生活や普段の業務上におけるチームワークや、ゲームの中で考えたことが日常生活上でも共通することや活用することができるということをワークシートに書いてもらい、発表してもらいました。

  • 意思疎通をした上で動く。チーム全体で目的や戦術を理解しておかないと、チームとして動くということができないので。
  • 安全の確保をしてから、今ある余裕で攻める。
  • チームの勝ちと自分の勝ちを分けて考える。
  • 目的、目標を明確にして、優先順位を意識させる。
  • 部分ではなく、全体を捉える視点を持つ。
  • 物事のつながりや関係性を意識する。
  • 一手先まで読むことはできるが、二手先までよむことが難しい。特に二手先のリターンのイメージはできるが、リスクをイメージすることがとても難しかった。
  • 自分のコマのイメージはできるが、相手のコマを相手自身がどのように見えているかをイメージできなかった。
  • アバロンの二つの大きな特徴はリスク管理とチームワーク(連動)だと感じました。
  • 目標を達成するためにリスクを負うこと。
  • 異なるチームが共通の目標のために連動すること。


次回は、

11月19日(水)19:30~21:30の開催です。
 
今度は、ルナロックアウトというゲームを使って、「論理的思考力」について考えます。
▼「マインドラボ・おとな会Vol.15」<11/19(水)>
https://www.facebook.com/events/1532446183640227
◆ 11月6日現在、残席2名 ◆


企業研修や、学校の総合学習などの授業、教室のプログラムなどに、
「マインドラボ」を導入したいとお考えの方、関心のある方は、
お気軽に info@practica.jp まで、ご連絡ください。