夏休みキッズイベント ボードゲームで楽しく学ぶ!「問題解決力と状況判断力」
8月30日(土)に、夏休みキッズイベント ボードゲームで楽しく学ぶ!「問題解決力と状況判断力」を、小学校3年生〜中学生を対象に開催しました。
今回は、「ブロックス」というボードゲームを教材に利用しました。最初は簡単にルールを紹介します。ブロックスは、4人でプレイするゲームです。21種類持っている自分のピースをなるべくたくさんボード上に置いていくことを目的とします。21種類のピースは小さいものから大きいものまであり、形もさまざまです。大きいピースが最後に手元に残っている方が、減点ポイントが大きくなってしまうので、なるべく大きなピースから先に置いていくことが大切になります。
ブロックスをルールの確認もふくめてまず1度プレイしてみて、その後でディスカッションを行います。どういうことを考えればピースをたくさん置くことができるのか。ボードの端っこに行くのと中央に行くのと、何か意味は違うだろうか、などの問いかけをインストラクターがしていきます。
ディスカッションを終えて、もう一度最初からゲームをプレイします。そうすると、ゲームボードの状況が今どうなっているのかをしっかり見られるようになります。そして、自分の手持ちのピースをなるべく減らすために、できることは何か、と考えるようになります。
ご参加いただいた保護者の方からは、以下のような感想をいただきました。
- 自分自身で考えて行動することができるようになる。
- 「発想力」や「先を読む力」をきたえられてすばらしい体験でした。
- 体験して、発表していくという、学校ではなかなかできない思考の練習に最適だと思いました。
マインドラボの授業の特徴の一つとして、「どう考えたのか」を発表させる、ということがあります。保護者様の感想の中にある、「体験して、発表していく」という部分がそれにあたります。ゲームの中で、自分がとった行動について、「なぜそうしようと思ったのか」を発表することは、子どもたちにとって、あまり大変なことではなく、「僕はこう思う」「いや、違うと思う」とディスカッションも生まれやすくなっています。マインドラボでは、こうしたディスカッションこそ、考える力を伸ばすチャンスだと考えていますので、ボードゲーム+ディスカッションという授業形式をとっています。
また週末や休日などに開催しますので、ぜひご参加いただければと思います。