Mind Lab / マインドラボ 活動報告ブログ

マインドラボは、ボードゲームを使って「生きる力」「考える力」を養う教育カリキュラムです。イスラエル生まれで、現在世界15カ国で教えられています。

淑徳小学校: 保護者様向け説明会

 先日、マインドラボがカリキュラムを提供しています学童保育「淑徳アルファ」の保護者様向け説明会がありました。来年度の「淑徳アルファ」への参加を検討されている保護者様向けの説明会で、児童たちには教材となるシンキングゲームを実際にプレイしてもらい、カリキュラムやワークブックについての説明も行いました。
 2013年度は、小学校2年生以上を対象としていたので、いま淑徳アルファに来ている小学校1年生は、まだマインドラボを受講したことはないのですが、教室の前を通ったりすることも多いので、すでに「ゲームで勉強をするらしい」ということは知っていますので、新2年生になって、たくさんの子が受講してくれるといいな、と思っています。
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 カリキュラムの説明をしていた教室には、2013年度(今年度)の受講生の保護者様も来てくれました。「いつもお世話になっています」とご挨拶をいただきました。そして、説明を受けてゲームをプレイしている児童を見て、「こういう授業なんですね…」とおっしゃっていました。
 「ボードゲームで勉強する」というのは、話で聞くだけではなかなかわからないので、実際にどんなゲームをしているのか、どんな質問を先生から受けているのか、というのを見てもらうと、「こういうふうに授業が進むんですね」というふうにわかっていただけるようです。(もちろん、これは我々の伝え方の課題でもありますので、何か方法を考えたいと思います。)

 それと、「とても楽しいと言ってます」と言っていただけたのもうれしかったです。あと、教材として持ち帰ったマンカラを家でプレイしていて、「負けても負けても、しっかり考えて、何度も父親に挑戦しています」という様子を聞けたのも、とてもうれしかったです。
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 マインドラボの授業では、1年間を通じて、「勝ち負けがすべてではない」「どういうふうに考えたのかを、言葉に出して言えることが大事」「負けてわかることもある、失敗から次にどうすればいいのかを学ぼう」と言ってきたので、それがしっかり身についているようでうれしいです。

 学童保育で行っているので難しいのですが、来年度はマインドラボの教室に保護者様あるいは学校の先生をお招きして、一緒に授業を受けるような機会をもちたいな、と思いました。校長先生と教頭先生に相談してみようと思います。(為田)