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Mind Lab / マインドラボ 活動報告ブログ

マインドラボは、ボードゲームを使って「生きる力」「考える力」を養う教育カリキュラムです。イスラエル生まれで、現在世界15カ国で教えられています。

デジハリ大学 企業ゼミ「シンキングゲームで仕事力をつける!」 第2回(2013年11月18日)

学校での授業
 マインドラボは2013年11月に、3回にわたってデジタルハリウッド大学の企業ゼミにおいて、「シンキングゲームで仕事力をつける!」と題したゼミを行います。
 
 11月18日(月)の第2回のゼミには、22名の学生が参加しました。今回の第2回のゼミのテーマは、「計画性」と「リソース」でした。ゼミの最初に、「自分は計画性がないと思う人?」と問いかけると、多くの手が挙がります。計画性がなくて失敗した事例を訊き、そのうえで、計画を立ててゲームをプレイするために、今回の課題ゲームである「オクティ」のルールを説明しました。

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 ルールの説明を受け、3人1組になり、どんどんゲームをプレイしていきます。オクティは、例えば自分がピンチになったときからその対策をとっても遅く、間に合わないゲームです。そのため、状況をみて、「いま、何をすべきなのか」を考えなければなりません。また、12本の脚を自分の使えるリソースとして持っているのですが、これも長期的にどういった戦略で攻めて行きたいのかを考えたうえで、使わなければならないことを理解していきます。

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 ゼミの後半では、ゲームの中で考えた「計画」と「リソース」の関係について講師から説明をし、「自分が長期的に成し遂げたいと思っていることは何か」「そのために持っているリソースは何か」という課題に取り組みました。

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 学生たちからの、「長期的な計画を考えるときに、リソースを考える」ことについてのコメントを紹介します。
 
  • 自分の持っている武器を見直すことによって、自分にあった計画を組み立てることができるので、大切だと思いました。
  • リソースがないと、道が見えてこない。道のない場所を歩むのはまさにいばらの道である。
  • 最終的なゴールに到達するまでのステップが見えてくる。自分がいま、何ができるのかがわかる。
  • 今もっていることからこれから何が必要かがわかる。
  • 今できることと今できないことの区別。自分の状態を知って適切な行動を決定するため。
 
 学生のみなさんからのコメントを読んでいて、2つのパターンに分かれるのかな、と思ったのは、「自分が持っているもの=リソース」から考える人と、「計画=目標=最終的なゴール地点」から考える人がいるようだ、ということです。
 リソースは、今持っているものだけで自分のキャリアプランを実現しなければならないということではありません。将来行きたいところを見定めた上で、今の自分に足りないリソースを探し、身につけなくてはならないのです。
 そうしたことは、仕事でプロジェクトに参加するときにも必要だし、営業でものを売るのにも必要だし、自分のキャリアプランを考えるときにも必要なことだと思います。
 自分の持っているリソースだけで戦うと、「自分のできること」しかできないということになってしまうので、ぜひそれを突破すべく、計画を立て、リソースを考えてほしいと思います。
 
【マインドラボとは】
 マインドラボは、1994年にイスラエルでスタートした、ボードゲームを使って「考える力」を養うカリキュラムです。世界15カ国で展開されており、母国であるイスラエルでは、公立小学校の半分に導入されています。日本でも、私立学校や学習塾を中心に展開するとともに、親子セミナーも実施してきました。親子セミナーの際に、保護者様から「これは仕事のうえでも役に立つと思う」という声をいただくことが多く、今回、新たな試みとして、デジタルハリウッド大学(東京都千代田区)の学生たち向けに、企業ゼミのコンテンツとして提供することを決めました。
 デジタルハリウッド大学の企業ゼミは、企業にインターンシップとして参加し、協同でアプリを開発するなどの実績をあげています。そうした環境で、「新しい教育のスタイル」である、マインドラボの授業を実施することができるのは、とても喜ばしいことです。